残暑の空に宿る灰青という秋のしらせ
汗ばむ日々が果てしなく続くかのように思えていたけれど、曇った夕暮れの空に灰青を見つけるとかすかな秋の気配。
時は静かに次の季節を紡いでいる。
うつろいゆく時の流れと、折々の色彩に和の美を感じて笑みがこぼれる