• 漆器屋さんのつぶやき

    心に残る、心に響く、ささやかだけど彩りのあるできごとを徒然なるままに•••

    June 12, 2020 · 漆器とは,古くて新しい,思うまま,素敵な暮らし,あなた次第
      漆器屋さんの彩雅です。 「漆器ってなに?」とのご質問、実は多いです。   「すごく昔からあって、お手入れが大変で、お高いんでしょ?」 「きまりごとやお約束があって使いにくそう」   はい、かつてはそんな時代もありました。   盆暮れ正月、冠婚葬祭、 そんな特別なシーンにしか登場しないアイテムだと思われがちですが、 そんなことはありません。 と言うより、そんなこと気にすることありません。   日本の伝統的なもののひとつに「着物」があります。 かつては、決まりごとお約束ごとが山ほどありました。 袷(あわせ)単(ひとえ)絽(ろ)紗(しゃ)などを着る時期が厳密に決まっていました。 でも温暖化...
    June 3, 2020 · 本屋,通学路,歴史,入り口
    久しぶりに通った小学校への道に、かつてあったものがないことに気づく。   赤いランドセルが肩幅いっぱいだったあの頃、 通学路には本屋さんがあった。   本屋さんには本しかない、そんな時代。 おおらかなもので、袋詰めもされず、ヒモで縛られることもなく、 それらの本は立ち読みしたい放題だった。   レジの真ん前、学校帰りの小学生は お店の人の視線もおかまいなしに左から右へと順に読みすすめていた。 6年間の長きにわたって私の人格形成を担ってくれた有り難い場所。   時間割は国語、算数、理科、社会、体育、音楽しかなかった時、 歴史という分野に目を向けさせてくれたのが「ベルサイユのばら」。   知...
    May 21, 2020 · 不安,焦り,豊かさ,幸せ,思い出
    いまとなっては、歴史の教科書にのっている「バブル時代」 金利は上がり続け、給料も賞与も右肩上がり。 上がるであろう収入を基準にローンを組む人も多かった。 その頃の多くの人々は、通帳の残高の桁が増えていくことを 「豊かさ」 と呼んでいた。 夜の街ではドンペリがポンポンと景気よくぬかれ、 暗いラウンジでは、ミネラルウォーターの瓶に水道水がつめられた。 見るからに高級そうなウイスキーの瓶に、実は安い酒が入っていたが 誰も気づかない。 味覚を失った人々が、雑誌を賑わすフレンチレストランを訪れ 訳知り顔でうなずきながら食事をしていた。 あれから20年。 「失われた10年」はとう...
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