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呪いと呪い

 

それは「まじない」なのか「のろい」なのか

· 呪い,言霊,新月,満月,怒りの制御

なんておどろおどろしいタイトルだと思われた方は

「のろいとのろい」に見えたのかも知れません。

昨夜は新月。

新月と満月に願いごとをすると叶うといいます。

「新月のお呪い」

「シンゲツノオマジナイ」

そう、「まじない」と「のろい」は同じ文字。

片方は希望をもって願うこと。

もう片方は悪意をもって願うこと。

どちらも「くちへん」

口からでる言葉には強いチカラがありそうです。

言霊「コトダマ」という言葉があります。

言葉には、なにか底しれぬチカラがあって少なからず影響を与えているというのです。

良い言葉は良い影響を

悪い言葉は悪い影響を

ならば良い言葉を選んで使いましょう、と。

でも、自分が発する言葉は自分で選ぶことができるけれど

他人が発する言葉は選べないでしょ • • •

世間には悪意たっぷりの言葉が飛び交っていたりします。

銃撃戦のなか飛んでくる弾をよけながら進んでいるようなもの。

なかには致命傷を負わせるようなものがあるかも知れません。

そんな時は、

聞かなかったことにする、です。

正確に言えば、聞くことを拒否する。

イヤなこと言われて腹が立つのは

そのイヤなことが自分の中に入ってくることを許しているから。

そのイヤな言葉を取り入れて怒りを生んでいるのは自分自身だというわけです。

悪意のある言葉の種に水をやって育ててしまっているのは自分だという自覚があれば

かなりの防御力を発揮します。

それに、その悪意たっぷりの言葉の影響は言った本人が一番受けています。

その言葉を考え、声帯を響かせて発したことにより

その響きはカラダを伝わり脳に達し、さらに自分の耳でもう一度聞くことになる。

そんなふうに思えば、怒りも半減しそうです。

そうそう、怒ることもカラダには良くないみたいですよ。

癇に障る「カンニサワル」は肝に障るそうですから。

お気楽にのんびりまいりましょう。