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1年に1度だけの手紙

メールでもラインでもなくて•••

· 季節,クリスマス,文字,言葉

師走に入ってすぐ、アメリカからクリスマスカードが届く。

色鉛筆で描かれた極彩色のカード。

ロサンゼルスから届くそれには、いつも可愛い動物が描かれていて、

クマやリスやフクロウが舞い踊る。

色鮮やかなツリーや花は立体的に貼り付けてあって、

毎年カードを開く瞬間に思わず笑みがこぼれる。

そこには、彼女の1年分のメッセージ。

今年も元気で楽しくすごしたわ、と。

そして、図画工作が苦手な私はクリスマスレターを書く。

パソコンを使わない彼女は、メアドもラインIDも持たない。

たった1通のカードと手紙のやり取り以外、なにもない。

なのに、彼女の笑顔と声を忘れないのはなぜだろう。

手紙を書くたびに、文字をきれいに書けなくなっていることに気づく。

漢字を忘れていることに気づく。

この前、こんな風に手紙を書いたのはいつだっけ?

そう、1年前。

リアルタイムで届くメールやラインに比べたら、

手紙にかかる時間や手間は、もはや贅沢とも言える。

そんな贅沢を思い出させてくれるカードが、今年も我が家に届けられたことの幸せを

どうやって伝えたらいいのだろう。

With Love,

思ったように伝えられないもどかしさを

今年もまた、結びの言葉でごまかしている。

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