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季節を先取りするものたち

· 季節,掛け軸,着物

遠い昔から、

着物の柄と掛け軸は、季節を先取りするものとされています。

掛け軸は1ヶ月ほど、着物は半月から1ヶ月ほど先をいくのがお約束。

いまなら桔梗などの秋草や、ススキや兎などのお月見柄など

秋の香りや風を感じさせてくれるものがステキ。

そして、テーブルクロス。

これも季節を先取りすると気分があがります。

秋には紫色の花が多く咲きます。

桔梗、竜胆(りんどう)、秋桜、藪蘭••••

秋の七草も尾花(おばな)と女郎花(おみなえし)以外はすべて紫色の花。

そのせいか、この季節には紫色のクロスを選びたくなります。

 

6月には水色のクロスを出し、

梅雨明けを待って青いクロスに。

 

眩しい海や夏空を思い出させる青は、

そろそろ仕舞いましょうか。

 

背中を向けた夏を惜しみながらも、

こちらに向かってくる秋を愛おしく思う。

 

どっちつかずな気持ちを振り切るには、

季節の先取りが効果的。

 

いにしえから人々はそんなふうに

先へ先へと進んで行ったのですね。

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